誰もが知ってる「クレヨンしんちゃん」。
もちろん私も知ってはいましたが、実は今までアニメを見たこともマンガを読んだこともありませんでした。
夫は前々から「面白いから」とすすめてくれていていました。読んでみてと昔持っていたマンガ本を持ってきてくれたので、最近初めて読みました。
意外と大人向けの漫画だった
クレヨンしんちゃんは下ネタが多くて子ども向けのマンガだと思っていました。
実際に読んでみたらそんなことありませんでした。ファンの方ごめんなさい!
たしかに下ネタは多いし、同年代の子たちが大好きなのは頷けます。
でもそれだけじゃなくて、しんちゃんの毎日やその自由奔放さを見て大人が楽しめるマンガでした。
今まで食わず嫌いだったのかもしれない。
言葉遊びやちょっとした小ネタ・パロディが、ところせましと細かく書き込まれているのもクスッと笑えます。
こんな大変な子を育てながらも昼寝しておやつ食べて、ひろしに子どもを任せてデパートに行ってしまうみさえがステキ。おおらかで情に厚く、しんちゃんの友だちにも優しくて イザというとき頼りになる。
ひろしもひろしで、SNSでは「あの年で子どもいて、家持ってて車も持っててエリート」だと言われてるようです。
そんなに激務でもなさそうだし、スキマ時間に副業とかもしてなさそう。本業だけでこれができてるのは時代なのかなあ。笑
問題のまつざかせんせい編
夫が持ってきてくれたのは、オレンジの表紙で関連あるストーリーをまとめたシリーズ。
不覚にも泣いてしまったのが、しんちゃんの幼稚園で働く先生のお話をまとめた「まつざかせんせい編」です。
まつざかせんせいとその恋人徳郎さんは、ちょっとした行き違いがキッカケですれ違ってすれ違ってすれ違って…
やっと心が通じたか…?と思ったら、最後に衝撃の展開!!!
なんでそうなるのよ!!?
泣いたのは、まつざかせんせいの気持ちを考えると悲しくて仕方なかったというだけではありません。
純粋に楽しめるギャグマンガだと思っていたのに、突然こんな展開になったことに憤りを覚えたというか…
読むまでは子どもに向けて書かれている本だと思って油断していたというか…
最後はいい話風で終わっていたけど、私はちょっと納得できませんでした。
スポンサーリンクどうしようもないことは、ある
でも、自分の力ではどうしようもないことって、どうしても起こってしまうことはある。
突然の別れとか災害とか…
起こってほしくないけど、それは子どもの前だからって容赦なく、起こる時は起きてしまう。
最近のコロナの流行でも、子ども達の日常は大きく変わり、涙をのんだことも多かったと思う。
そんな時にもしんちゃん達、そして読んでくれている子ども達は「負けずに生きてかなくちゃいけないよ」という作者のメッセージなのかな?(違うかな?)
それとも、読者の大人が飽きないようにスパイスを効かせたのか???
夫は「クレヨンしんちゃんの映画を是非見てほしい!」とすすめてきます。
が、すすめるということは、映画は普段の様子と違うのでしょう。
ドラえもんの映画で急にジャイアンがいいヤツになる的な。
感動やら何やらで映画でも泣いてしまいそうなので、見るのをためらっています。
年間100冊本を読む私が「ハリー・ポッターの魅力」を徹底解説!!
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