娘は家にある2つのクッションが大好きだ。ピンクと茶色で、直径50センチくらいのクッション。家にいるときはいつも2つとも持ってズルズル引きずって移動し、行った先でゴロンする。
夜寝るときにクッションがないと、いろんなところを指差して探す。持ってこないと泣き始める。
この前はご飯を食べる時にも離さなくて、口が隠れるから置こうとしたら怒って泣いた。
お風呂に持って入りたいとギャン泣きした時もあった。
1歳の子、執着があるのは普通?!
何かに執着するのは普通のことなのか?
クッションを持っている時はだいたい指もしゃぶってるし、何か不安でも感じているのか??とちょっと心配になった。
夫のお兄さんは、小学校の先生で幼稚園教諭の免許も持っている。子どもが大好きな方なので相談してみた。
1歳から3歳ぐらいまでの子が毛布やぬいぐるみなど何かに強い愛着を持つことは多いそう。小学生のお泊り会でも、寝るときはぬいぐるみや抱き枕がほしいという子が多いと聞いてホッとした。
むしろ成長して自我が育ってきていることで、愛着が強くなってきたのかもしれない。
お兄さんはすぐに調べて毛布への愛着についてのリンクもいくつか送ってくれた。そこにやっぱり「毛布やクッションなどで不安を紛らわしていることもある」と書いてあった。
ただ、不安というのは親の働きかけが足りないとか、スキンシップが足りないとかではないらしい。もともとお腹の中にいた赤ちゃんはお腹から外に出たというだけで不安なんだそう。
お腹に中にいたというのがどんな感覚かは思い出せないけど、ふと気づいてみたら自分が外にいて、周りの大人や他の子どもたちと接することになってるって、たしかに不安かもしれない。。
家でホッとできるのなら、それはそれでいいのかな。
人をダメにする系の大きめクッションにスッポリすると赤ちゃんは落ち着くので、口だけ覆われないように気を付ければちょっとおすすめ。
人見知りと分かってもらえない人見知り
私は、知らない人がいると声をかけに行かないと不安だ。なかなか分かってもらえないけど、これは多分人見知りの一種だと思う。
話したことがなくて、どんな人か分からないとソワソワしてしまう。
大学時代、部活の同期の子から「新歓で部活に見学に行ったとき、一番の古株みたいな顔してドア開けて招き入れられたから、先輩だと思ってたら同じ1年でびっくりした」と、あとあとになっても何度も言われた。
先輩ばっかりで所在なくて変なテンションだったんだよ。
やっぱり大人になったって知らない人に接するのは不安なんだ。
スポンサーリンク「話しかけづらい人」にこそ、勇気を出して話しかける
そんな私にも、「話しかけづらい人」がいることがある。
スポーツジムで新人として働いていた時、声が大きくいつも勢いがよく、私のやろうとしていたことなどすべて茶化され呑まれてしまうような方がいた。
もともといたコーチとは仲良さそうに話すのに、私にはツンとして何も言ってくれないという方もいた。
私は勝手にその方たちを「話しかけづらい人」認定してしまった時があった。
当時のマネージャーから「話しかけづらい」と決めているのは自分であって、本当のその人は違うかもしれないと言われた。
5年働いてみて分かったことがある。
声が大きく勢いがいい方は、とても(一緒に通っている)友達への思いの強い方。コロナでジムが休業になった時は、その方は誰よりもコーチのことを心配してくれた。
私にだけ冷たいと思っていた方は、多分その方も人見知りだっただけみたい。
壁を作っていたのは自分自身だった。
壁を作ると自分の態度がよそよそしくなって、それが相手にとっては「なんで自分にだけ?」という印象になるという悪循環で、よけいに壁が厚くなってしまうこともある。
私は何度も失敗したし、今でも「あの時こう言っていれば…」と思うこともある。
当時のことはどうにもならないけど、これから出会う人には自分で壁を作ってしまう前に話してみたい。
勇気がいるから、私にもときどきクッションを貸してほしい。
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