こどもを見てると、いつも思い出します。
そうだった。僕らの魂は、80年間の休暇をとって、この地球という自由な星に遊びにきたんだったって。
『子どもはみんな天才だ!』ひすいこたろう著、PHP研究所、p98
幸せになる考え方・捉え方はすべて発想の転換!
この本には幸せになる天才である子どもたちの名言が集められています。
子どもたちの名言詰め合わせ
投稿された子どもたちからの名言が6つの賞に分かれて96個載っています。
- ガツンときたで賞
- 思わずツッコみたくなるで賞
- キュンとくるで賞
- なんだか応援したくなっちゃうで賞
- ハッとするで賞
- こどもごころ満開大賞
また、ひすい家の子どもたち(主に長男)のエピソードも載っています。
お母さんへのサプライズプレゼントをどこに隠したか忘れてしまう息子さん。かわいい。2日前のことは何もかも忘れるくらい、「今」を全力で楽しんでいます。
子どもの素直でな言葉に笑えてほっこりして、時に「世界をそっちから見ているのか」とハッとします。大人が気付かされることうけあいです。
ひすいこたろうコメントが刺さる
この本が単に笑えるだけでなく読後感がすがすがしいのは、ひすいこたろうさんのコメントがあるからです。
作家・コピーライターであり、心理学も学んで「ハッピーになるものの見方」を追求するひすいこたろうさん。『3秒でハッピーになる名言セラピー』『あした死ぬかもよ?』などベストセラーも多数です。
子どもたちの言葉に、エジソンやアインシュタイン・木村拓哉などのエピソードを交えてコメントしています。
冒頭の引用は、日替わり弁当のように夢が毎日変わる息子さんへのコメント。
この世に遊びに来ているのなら、子どもがまだ遊びたくてお風呂に入るのを嫌がるのも、入ったら入ったで水遊びしたくて出たがらないのも納得です。
そして、地球に遊びに来たのは大人も一緒。普段忘れているけど、大人も全員、子ども出身です。
子どもは、カミサマ
ひすいさんは二児の父ですが、子どもに腹が立ったことは一度もないんだそうです。
それは、子どもを自分のところに来てくれたカミサマだと思っているから。
すると子どもの存在に感謝し、こどもの行く末を全面的に信じることができます。
もちろんカミサマと言っても生まれたての新米カミサマ(笑)ですから、注意をしないわけではありません。ただ、注意するときも感情的に怒らずに優しい気持ちを持って伝えられます。
今回の募集で、子どもが「ママを助けるために生まれてきた」といった言葉はかなりあったそうです(パパは?笑)。
本当に何か不思議な力があるのかなと思わされます。
成績がいいから、お手伝いができるから◎なのではありません。
ダメなところもあって、欠点もあって、そのままで◎。むしろ、出来が悪い子ほど可愛いもの。
こう思っていたら子育てがハッピーになるし、自分自身とも笑って付き合っていけそうです。
そして疲れたとき、イライラしたときに思い出そう。
今日も明日も、寝る前に伝えよう。
「うちの新米のカミサマ、私たちのところに来てくれてありがとう。」
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