産後ブルーがツラかったから、やれば良かったと思うこと

先日過去のノートを見つけ産後の日記(?)を発見しました。

読み返すと娘の出産後のマタニティブルーがよみがえりました。

そう、私、マタニティブルーがひどかったんです。

マタニティブルー・産後ブルーを経験するのは私だけじゃないと思うし、落ち着いてから冷静な頭で「こうしとけばよかった」と思うことがあるのでまとめてみます。

出産までの経過

私は出産予定日の前に破水してしまい、即入院。プレ陣痛みたいなちょっと痛いのは丸一日あったもののなかなか本格的な陣痛になりませんでした。

翌日助産師さんにマッサージしてもらって陣痛が始まり、そこから17時間後の出産でした。

生まれた瞬間は「やった」「可愛い」とかではなく、「終わった…」という脱力感でした。

終わりなワケない。大変だったのはここからでした。

産後のマタニティブルー

「産後にはマタニティブルーというものがある」とはなんとなく知っていたのですが、まさかこれほどとは思いませんでした。

何もなくても夕方になると涙が出てきたり、ちょっとしたことでとても怒ってしまったり…。

今考えると原因は「産後のホルモンバランス」以外にもいくつかあると思います。

これからお世話をしていけるのか?という不安

産後すぐ3時間毎のお世話が始まり、「これが退院後もずっと続く…本当にできるのか」という不安・プレッシャーがありました。

新生児の泣き方なんて可愛いものなのに、あの時は聞いているだけで辛く感じました。

痛み

助産師さんは「生まれたら痛いのは終わりだよ」と言っていたのにウソでした。笑

出産で受けたダメージや子宮が戻っていくときの痛みもあるのですが、生後3日目ごろからの胸の生理的な張りの痛みが予想以上でした。

最初は乳腺が開いておらずほぼ母乳は出ていないのに、体は授乳の準備を始めるので張ってしまうのです。

寝返りできず、授乳も母乳マッサージも着替えも激痛でした。

そして母乳はほぼ出ていないので、授乳しようとすると娘に泣かれて心が折れました。

この張りは必ず落ち着くのですが、精神が落ち込んでいるときは「この痛みはずっと続くのでは」という気持ちになってしまいます^^;

家族に会えない

私の入院中はコロナ対策で、立ち会いも、家族に面会することもできませんでした。

私が家族に会いたかったのもありますし、「早く子ども好きな夫や義母に赤ちゃんを会わせなければ!私だけが赤ちゃんの対応してたらダメだ!」みたいな変な焦りがありました。

眠れない

痛みがあり3時間毎の授乳があるだけで普段通りには眠れません。

また私は体調が悪くなって導尿をすることになってしまいました。その負担や、いつも近くに誰か(助産師さん)がいることも気になったりで夜眠ることができなくなりました。

眠れないのになぜか日中も「眠い!」と思わないんです。そのうち食事の味がしなくなり食べたくもなくなってきました。

「何もないのに涙が出る」と思っていたけど、何もないどころか寝たり食べたりを普通にしていないので、頭が問題を認識できていなかったようです。

普通の精神状態じゃないので赤ちゃんが可愛いとも思えず、親のくせに可愛いと思えないなんて私はダメだと落ち込みました。

動物園とかでも初めて赤ちゃんを産んだ親は赤ちゃんの面倒を見ようとしないことがあるといいます。今までに新生児を見たことも相手したこともない私が最初からできるわけなかったんです。

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1年経って思うこと

当時のノートを見ると、ツラかったことを思い出し、逆に痛みもツラさも もう忘れていることにびっくりしました。

あの時は「世の母親達はなんって大変なことをしているんだ!!」と思いましたが、喉元過ぎればです。

今冷静な頭で考えると、産後やれば良かったなーということがいくつかあります。

ツラいと言ってもいい

私は産後たくさん泣いたり怒ったりしてしまって、その度に「泣きたくないのに」「こんなに怒ることじゃないのに」とかえって自己嫌悪になりました。

でも、泣いたり怒ったり、ツラいと言ってもいいと思います。

言わなければ余計追い詰められてしまいます。産後のブルーが産後うつにつながってしまう方もいます。

私は生後3日目からひどくなり、生後10日目ごろにはだいぶ落ち着きました。個人差はありますが、終わりがくるのを信じてツラいときはたくさん吐き出した方がいいです。

家族など他の誰かにお世話をお願いできるなら、お任せするのもいいですね。その時は皆大変だけど、しっかり休んで体調を回復することが結果的に家族のためになります。

書く

私は入院中は「寝なければ」と思って他のことは何もできませんでした。テレビも携帯も見たくないほどでした。(今回見た日記は後々書きました。)

でもただ目を閉じているより、思っていることを書き出した方が頭がスッキリして眠れた気がします。

snsとかではなく、自分だけの場所に書きなぐるのおすすめです。

行政などの支援は事前に調べておいて使う

産後は助産師さんが家に訪問してくれたり、家事などをお願いできるなどいくつかのサービスがありました。

産後は調べたり予約するのが大変だったりするので絶対に事前に調べておいた方がいいです。

そして頼む直前に「でも私大丈夫だし…」と尻込みするので、大丈夫でもとりあえず一回は問答無用で頼む予定にしておくといいです。授乳についても相談できます。

母乳育児のためにやっておけば良かったこと4つ

少し外に出るだけでも違います。先輩ママさんが言っていたのが「赤ちゃんは家族に任せて散歩して、ダンナさんのお金でコンビニで爆買いするとスッキリした」ということ。

その方もマタニティブルーがツラかったと言っていました。こうなる方は結構多いみたいです。

産後不安になるのは「ちゃんとお世話をしないと」という気持ちの表れかもしれません。

赤ちゃんとの生活は最初は慣れないことばかりですが、すぐに赤ちゃんがいることが当たり前になります。

あの時の私には、「ちゃんと育つから大丈夫だよ」と言ってあげたいです。

こちらの本もオススメ!【プレママさん必見】出産前・育休中に絶対読んでほしい本ベスト5!

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