娘と私のおにぎり記念日

昨日、娘、めっちゃ食べた!!

いつもは1/3くらいで飽き、猛烈な勢いで首を振り、さし出されたご飯をふり払う。

ところが昨日は、昼ご飯もスムーズに完食。おやつの焼き芋も完食。

そして夕ご飯も全部食べて、まだ食べたそうなので野菜をおかわり。さらにおにぎりメーカーのチビおにぎりもプラスすると、3つとも食べた!!

「なんだそんなこと」と思うかもしれないけど、普段おにぎりは握りつぶして米にしてしまってなかなか食べられない。

自分から手づかみ食べしたのは初めて!!

今日はおにぎり記念日だ!

食べるの好きかと思ってた

私は食べることが好き。だから娘も食べるのが好きだろうと安易に思っていた。

娘は生まれる前、私が食事をするとお腹でめちゃくちゃ動いた。

ノンキに「食べ過ぎて小さいうちにあんまり太らせないようにしないとなあ-」とか思っていた。

そんな心配はいらなかった。

赤ちゃんのときは、ミルクオンリーで育てていたのにミルクを飲まなかった。

体重は成長曲線の下のラインをずっとなぞっている。「何本輪ゴムはめてるの?」みたいなムチムチ手足を楽しみにしていたけど、最初からスッキリしたものだった。

そんな娘が生後5ヶ月になり初めておかゆを食べた日は、私の「おかゆ記念日」になっている。

娘がおかゆを食べた話

子どもが喜んで食べると嬉しい

あれから1年。「おなかがすいた」「もっと食べたい」と泣くところは見たことがない。

そんな娘、最近大人が食べているものに興味が出てきた。背も伸びて、お腹がすくようになったのか、どうなのか。

まだ小さい、歯も生えそろわない口でモシャモシャ食べていた。

子どもが頬張る姿を見るのって、嬉しい。

逆に食べてくれないのは、自分自身が拒否されているような気持ちになってしまうのかもしれない。

私は小さいときから食い意地はっていて、母は私がモリモリ食べるところを見るのが嬉しかったんだろう。想像の通りコロコロ太っていた。

歴史的記念日

1回よく食べたからって、これからも食べるようにはならないだろうけど、きっと私はおにぎり記念日のことを何度も思い出す。

娘が米を好んで食べるようになったとき、その姿を眺めながら。

「太るから米はいらなーーい」とか言い出したときに。

娘の卒園式や卒業式で。

娘がいつか、どこかに旅立つときに。

何度も何度も「あんたは最初ご飯食べなくて…」と同じことを言ってウザがられるだろう。

それでもいい。

なんとか食べて、そんな風に成長してくれることを、祈るばかり。

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