娘がおかゆを食べた話

娘が5ヵ月になり、ついに離乳食の時期になりました。

娘がこの世に生まれてまだ5ヵ月とは、なんだか信じられません。もっともーっと長く一緒に生活しているような。

娘はミルクの量がなかなか増えないので、離乳食を始める前には「離乳食を食べてくれたら大きくなるかな…」という希望と「離乳食も全然食べないのでは…」という不安が入り交じっていました。

生まれて初めての10倍がゆ…食べた!!

5ヵ月になる一日前でしたが、ちょうど日曜日だったのでその日にスタートしました。

初めのうちは一日一さじと量が少ないので、お湯で作ることができるベビーフードにしました。これなら量が調節しやすいです。

出産祝いでいただいたシリコンエプロンと離乳食スプーンをついに使える時がきました!

ドキドキの一口目。スプーンの練習などはしていなかったのですが、口を開けてくれました。そして…

うええーーー。なにこれ。

自分が離乳食を食べてたときの記憶ありませんが、液体でないものを初めて食べるのって、どんな気持ちなんでしょう。

最初はおかゆを口から出してましたが、だんだん「これは食べられる」と分かったのか、ペロペロするようになりました。

最終的には一日目の量をみんな食べられ、にっこりしていました。やったー!すごーーい!!\^^/

母の感慨

娘はおかゆ以上にシリコンエプロンが気に入って舐めようとしたり、ミルクあげたり、初離乳食はバタバタして終わりました。

その日娘が寝た後になって、じわじわ嬉しさが込み上げてきました。

生まれてから今まで母乳やミルクしか飲めなかったのに。そのミルクさえ「嫌だ」といって、あんなに泣いたり叫んだりしていたのに。

成長が遅れちゃうんじゃないか、脱水で具合悪くなっちゃうんじゃないかと毎日必死の私をよそに、だんだん首が座って、よだれが出るようになって、ついにおかゆが食べられたね。

無事に赤ちゃんからひとつ子どもに近づいたようで、私はとてもとても嬉しかったです。

これでちゃんと大きくなれるよ、と太鼓判を押してもらったような気持ち。まだティースプーン一杯ですが。

これから離乳食を進めていくと、たくさん大変なことがあると思います。正直まだ自分にできるのかどうか不安しかありません。

でも大変なときは、最初の一口がこんなに嬉しかったことを思い出します。

娘ちゃんありがとう。

母の母の教え

嬉しい一方、ほんと、これから食材が増えると、離乳食大変すぎやしませんか。

インスタやYouTubeで綺麗に作り置きされたり盛り付けされたりしている方の写真を見て、やる前から落ち込んでいます。

こんなのできるわけないわい。

自分の母にこの不安について聞いてみました。曰く、

あんたが保育園に通っていた頃ホウレンソウが嫌いで、保育士さんに相談したことがあったの。

保育士さんが「ホウレンソウで摂りたい栄養(ビタミンAなど)は他の野菜(人参など)でも摂れるから、ホウレンソウにこだわらなくても大丈夫。そのうち食べられるようになる。」って言ってくれて気が楽になったよ。

葉物野菜の食物繊維はカボチャにも入ってたりするし、やりやすい野菜ではじめたら。

とのこと。

そういうものか…?と疑問ですが、気は楽になりました。

母は大雑把な人で、料理にもその性格が遺憾なく発揮されていました。

離乳食なんてやらずにいきなり普通のご飯食べさせたのでは…??と思っていましたが、意外とちゃんと悩んでくれているものですね。

自分がホウレンソウ嫌いだったなんて知りませんでした。

いろんな野菜、美味しいものをあげたいけど、自分が無理ない範囲でやっていきます。「食べることは楽しい!」ということを伝えたいです。

これから一緒に美味しいものたくさん食べようね。

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