娘はパンが好き。三度の飯よりパンが好き。
たぶん娘の好きなものランキングはこんな感じだと思う。
3位 ママ(ネコのぬいぐるみと同率ぐらい)
2位 パパ
1位 パン!!!
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娘の相棒それはパン
ああ、愛すべき、あの小麦をこねて焼いたもの。
毎日はあげてないから、余計会えない時間が愛そだてるのか、パンの袋がチラリとでも見えると白飯のときとは目の輝きが全く違う。
パンの日はパンしか食べないから最後の方に渡すようにしている。
すると最初は詰め込めるだけ口に入れてモゴモゴしてるけど、最後のひとかけらだと思うと握りしめていつまでもチビチビ食べている。
愛しい。食べちゃうのがもったいない。
でも食べたい。
もしかして、言ってる??
今日も愛するパンのため、食事の前からベビーゲートにしがみついてキッチンを指さしてる。よっぽど食べたいみたい。
頭をうなずくように振りながら「ペンッ!ペンッ!!」と言う娘。
ペン…パン?
パンって言ったの?!
娘はもらえると思って「我が意を得たり」みたいな満面の笑み。
天の神様仏様。世界中の生きとし生ける皆々様。
この子、今パンって言った?
1歳半を目前にして、これは初めての発語か?
今まで「パッパッパ!」って言ってたのも、パパじゃなくてパンだったのかもしれない。
食い意地親子
ちなみに私自身は2歳まで何も話さなくて、保健師さんに「耳が聞こえてない。可哀想に」と言われたらしい。(検査もしないうちから失礼な。)
そんな私が最初にしゃべった言葉は「ブドウ」と「プリン」。
待たせに待たせたあげく自分の好物。どんだけその2つが好きだったんだろうと思ってた。
でも考えてみれば、食べることや口を使うことは子どもにとって大きな割合を占めるもの。
赤ちゃんがなんでも口に入れて確認するのは口の感覚が一番発達してるからだっていうし、初めてのおままごと遊びも食べることに関するものが多いらしい。
ブドウもプリンも子どもが発音しやすい破裂音から始まって、おそらく大好きだった食べ物。
このチョイス、ちょっと頷ける。
発音しやすい破裂音、そして食べ物。うーーん、そうか、娘はパンだったか。
納得なような、ちょっとがっかりなような。記念すべきことのはずだけど、ちょっと拍子抜け。
みんな最初はパパママって言うの??
2位と3位のパパとママは、これからも「大好きなパンをくれる人」として今後も精進していこうと思います。