あなたは今日1日どんな日でしたか?
怒ったことも、疲れたこともあったかもしれません。
でも思い出せば、嬉しかったことや笑ったこともあったのではないでしょうか?
嫌なことの方に意識を向けると先ほどの問いの答えは「今日は嫌な日」になってしまうかもしれません。
では、たった1つでも良いことを思い出して、そこに意識を集中するとどうでしょうか??
去年の今日は何してた?
私はちょうど1年前の今日から3年日記をつけ始めました。
1年目はただただ書いていただけだけど、2年目になると去年は何を書いているか見るのがとても楽しいです。
子育て中だと、ちょっとした成長とか仕草に笑ったことも日記に残っていきます。
去年の今日は娘がちょうど生後2ヶ月になった日。 「 上手にゲップができた」 と書いてありました。
ゲップもさせてあげなければ出なかったんだなあ。
まだ首も座らない娘を腕にのせたり肩にのせたりして一生懸命ゲップを出させていましたが、上手にゲップができると日記に書くぐらいなかなか出ませんでした。
そんなにミルクを吐き戻す子でもなかったんだし、今思えばあんなに躍起になってやらなくてもよかったのにな。
というか1年前はミルク自体、あんまり飲まなかった。 大きくなって、良かった。
ミルクを飲まない赤ちゃん
幸福は3種類に分けられる
私がこの日記を書き始めたきっかけは「アウトプット大全」で有名な樺沢紫苑さんのこちらの本を読んだことです。
『精神科医が見つけた3つの幸福』
著者:樺沢紫苑 、出版社:飛鳥新社 、2021年03月17日
著者によると幸せには3段階あるそうです。
- セロトニン的幸福… 健康であること、朝日が気持ちよく感じることなど
- オキシトシン的幸福… 家族や友人とのつながりを感じること、ペットや赤ちゃんが可愛いと思うことなど
- ドーパミン的幸福… 仕事での成功、誰かとの勝負に勝つこと、大きな収入を得ることなど
一般的に幸せと聞くと、ドーパミン的幸福を思い浮かべる人も多いかもしれません。
ドーパミン的幸福は達成した時は強い幸福感があります。しかし、その幸福感はどんどん薄れてしまうのだそうです。
例えば、新卒の時には月1000円昇給しただけでも嬉しかったとしても、半年にも経てばその嬉しさは薄れてしまいます。
次の年も昇給が1000だったとしたら、「なんだ、また1000円だけか」と思って満足できなくなってしまったりしませんか?
より高い成果を求めるあまり、自分の健康や家族を犠牲にしてまでも無理をして頑張ってしまう人もいます。
スポンサーリンク持続しやすい幸福感とは?
その点、セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福は 幸福感が薄れていくことがありません。
毎朝朝日を浴びていても、毎日「今日もいい天気で気分がいい!」と思うことができますし、飼っている猫と触れ合って毎日「可愛い、幸せ!」と思うことも出来ます。
ただセロトニン的幸福やオキシトシン的幸福は意識していないと気付きにくいのだそうです。
自分が病気やケガをして健康のありがたさを実感する、実家を出て親のありがたみが分かる…ということはよくありますよね。
いい記憶が印象的に残る
そこで著者が おすすめしていたのが3行ポジティブ日記。
1日の中で良かったこと嬉しかったこと感謝したいことなどを思い出して3行でいいので書いていきます。
眠る直前に書くのがポイント。人の記憶は寝ている間に定着するので寝る直前に良かったことを考えているといい記憶が残りやすいそうです。
眠る直前、悩みや不安、ムカついたことばかり思い出していませんか…??
3行日記をつけてみて1年。
この1年の間、初めての育児で大変なことも分からないこともたくさんありました。
でもこの日記を見ると良かったことばかり思い出され、1年とても楽しかったように感じます。( それだけ書いてるんだから当たり前なんだけど。)
写真などもそう感じることがありますよね。
例えば部活で行った合宿。やっている時は体はしんどかったかもしれないけど、カメラを向けられるとつい笑顔になります。
写真だけ見返すとなんだか楽しかったような良い記憶のように思えたりします。
そんな感じです。
日記を書くのがめんどくさいという方は 良かったことを誰かに話したり、一人言のように呟くだけでもいいらしいですよ。
習慣にできなかった朝散歩
著者は朝起きて1時間以内の「朝散歩」も推しています。朝陽を浴び、リズム運動をすることでセロトニンが出やすくなるそうです。
行く前はちょっとおっくうでも、通勤や通学がこの役割を果たしている方は多いと思います。
一時期娘と歩いてみたこともありましたが、全く続きませんでした。
今の時期日中の散歩は暑いし、また朝散歩やってみようかな…。
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