秋。それは保育園申し込みの時期。
我が家も無事に申し込みを果たし、面談を済ませることができた。
来年度入園したくば、今申し込むらしい
東京で働いていた時に、お姉様方(職場の先輩)が出産前から保活(保育園活動)をしていることは噂に聞いていた。
当時は「なんだか大変そうだなあ」とヒトゴトだった。
長野に引っ越し、そこまでの激戦ではないだろうとタカをくくっていたら、無知のまま秋になってしまった。
保育園と幼稚園の違いもよく分かっていない状態。
夏の間はコロナや夏休みで園解放がなく、1つも見学できてなくて急に焦り始めたのが1ヶ月前。
そもそも秋に申し込まないと、来年度いっぱい(途中からでも)入園は難しいということすら知らなかった。
だから職場のお姉様方は「生まれる前から…」と言ってたのか!
保育が必要な理由が必要
保育園について調べだして、仕事他「保育を必要とする理由」がなければ保育園には預けられないということをはじめて知った。未満児はもちろん、3歳以上であっても!!
仕事帰りの買い物や食事など、他の用事のために長めに預けることも認められない。
え?!?自分の時もそうだった?
私の実家付近には保育園と幼稚園が1つずつしかなく、なんとなく「お金持ちは幼稚園」くらいに思っていた。
どうも、そういう分け方じゃなかったらしい。
保育園は「保育が必要な人」が預けるところ。幼稚園は「教育」をするところ。(ちなみに認定こども園は、仕事しつつ教育を受けさせたい方のために、保育と教育どちらの要素も持った園。)
自分は保育園だったので、周りの友達のご両親もみんな働いたり介護したり…していたということだ。
大学の友人でお母さんが専業主婦という子が何人かいた。最近会う機会があったのでたしかめたら、そういう子はみんな幼稚園出身だった。
年少さんまでは補助が出るとはいえ、保育料がかかる。でも、年少まで育休がとれる会社は少ない。
だからといって一度仕事をやめてしまったら、再就職しないかぎりは「同じ年代の子と遊ばせたい」と思っても保育園には行けないのか…。
知らなかったし、なんかおかしくない?
少子化なんだったら当事者以外にも仕組みが分かりやすく、もう少し柔軟に預けられる社会になったらいいのに…
保育園を見学してみた
とりあえず様子を見るために、実際にいくつかの園に行ってみた。
見学するときにはこれを質問する!!というリストがネットにはあふれていて、一生懸命調べて行った。
が、そもそも、長野は都心部ほどの選択肢はなかった。都心のように十数カ所から選ぶのでは決められなかったかもしれない。
家から通える園は数カ所。
どちらにしろ車なので距離はあまり変わらない。
オムツのサブスク、布団のリース、連絡帳アプリはどこにもない。(まあ車だから荷物はあってもいいんだけど、導入されれば先生方も負担が減るだろうにと思う。)
ありがたいことに園庭やプールはどの園にもある。アレルギー除去食も対応してくれる。
公立の保育園は、園でできる習い事や保護者の集まりなども、どこもそんなに変わらないようだ。
保育園を選ぶときに基準にしたこと
では、何を基準に選べばいいのか?
結局私が信じたのは、第一印象だった。(条件で決めたい人にはなんの参考にもならないと思うけど💦)
先生や子どもたちの表情、声、建物の明るさや雰囲気。
そういうものが、園ごとにけっこう違うので驚いた。
そもそもお昼寝中にしか見学できなかったり、コロナ予防で外からしか見られなかった園もある。運動会シーズンでもありいそがしそうで、あまり質問できなかったところもある。
それでも行ってみるとなんとなく感じるものがあった。
見学後、最初に行こうと思っていた園から、「娘をあたたかく迎えてくれそう」と感じた園に第一希望を変更した。
見学中、先生方が娘に視線を合わせて何度も話しかけてくれ、「3月になるまで、見学がてらまた遊びに来て!」と言ってくれたところ。
まだまだ実感はないけど、なんとなく娘がその園にいるイメージがついた。
ここに行けたらいいなあ。
ただ希望を出したからって、第一希望に決まるとは限らない。
あとの結果は神のみぞ、いや市役所保育課のみぞ知る。