先日、知人がおすすめしていた勝間和代さんのライフハックについての本を読みました。
私はライフハックと聞くと「テキパキ用事をこなして人の3倍も仕事をする」というようなイメージがありましたが、書いてある内容は全然違いました。
本のデータ
「圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100」
著者:勝間和代、出版社:KADOKAWA 、2020年07月29日
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仕事は1日3時間!
著者の勝間さんによると、「余裕を持つ」ということがとても大事なのだそうです。
驚いたのは勝間さんの仕事は1日3時間以内ということ! いくつも仕事をやられて多忙そうなのに、そんなことが可能なんですね。
3時間にするのはプライベートも充実させ余裕を持って家事や育児にあたるためだそうです。
そうして運動や睡眠・自炊にもしっかり時間を使うことで自分のエネルギーが回復し、普通何時間もかかる仕事を集中して短時間でできる。
会社に勤めていると難しそうではありますが…。
フリーの方で3時間に仕事が終わらない場合は、誰かに業務を委託するなど自分の仕事内容を見直してみる必要もあるとのことでした。
「余裕を持つこと」の大切さ
あなたは普段余裕がありますか?
余裕がないと小さなことにも「きいいいぃ!」とイライラしやすくなります。ストレス発散のために甘いものやお酒、カフェインなども欲しやすくなります。
この「余裕」があるかどうかは、家に届いたダイレクトメールをすぐ開封して中身を確認し片付けるかどうか、洗い物やゴミ捨てを後回しにせず毎回やるかどうかで判断できるのだそうです。
私はそういうのは性格の違いかと思っていました。
何事にも「きいいいぃ!」とイライラすることなく、片付けも後回しにせずにすぐに出来る人っているのかしら。
そうであれば、確かにクリアな頭でクリエイティブなことが出来そうな気がします。
スポンサーリンク毎日やることの手間は徹底的に減らす
余裕を持って生活するために完璧主義はやめて、毎日やることにかかる手間は徹底的に減らしているそうです。
使える時間からできることを逆算
自炊はヘルシオやホットクックといった家電に材料を入れて調理はお任せ。
飼っている猫のお世話は、トイレの掃除も餌も水も自動化。
エアークローゼットを利用して毎朝服を選ぶ手間をなくすなど。
余裕が無くなってしまう人は、毎朝のルーティンや家事などやるべきことを決めてから時間を捻出しようとする人がほとんど(大体やるべきことは全てできず疲れてしまう)。
逆に使える時間から逆算して、できることだけをやるという考え方が印象的でした。
☆関連:習慣にしたいことはどんどん手間を減らしていくという考え方はメンタリストDaigoさんのこちらの本にもありました。
手間を減らせないか?という視点を持つ
そこで、私が普段やっている離乳食作りやブログを書くことも手間を減らすことができないかと考えました。
離乳食は炊飯器での野菜のまとめ調理(初期の頃にやっていた)を久しぶりにやってみましたが、量が増えているので取り分けたりその都度解凍するのにかえって時間がかかりました。
良い方法を検討中です。
ブログに関しては思いついたことを残すため、勝間さんオススメのGoogle Keepをダウンロードしてみました。
音声入力も使い始めました。まだ慣れませんが、常に効率化を考える姿勢は大事ですね。
余裕がない時ほど現状を変えることを考えず、目の前のことを必死でやってしまいがちです。
勝間さんのように余裕のある心と体で、優先させたいことにしっかり時間を使いたいものです。
減らせる手間は減らすという考え方を忘れないようにしようと思います。
100のライフハックはすべて実践していること
この本には他にも「お金」「人間関係」「ダイエット」「家事」「運について」など様々な視点からのライフハックが載っています。
ジャンルが広いので「他の本にも書いてあったな」と感じる内容もありましたが、スゴいのは全て本人が実践されていること。
知っていることと実践していることは違いますよね。
実は私にとっては、この本の主張の書き方はちょっと強引だなと感じたんです。
冒頭にも「コロナ以前はどれだけお金を稼げるかか重視されていたけれど、今の若い人にはスローライフよりの考え方をする人が多い」などさらっと書かれていて、データがあるわけでもなかったので「うーん、そうか?」と思いました。
ただ、これも勝間さんが実際に多くの人と会って話した中での実感なんでしょう。
「おでこにはファンデーションを塗らなくてもいい」とか、「合わない友人は疲れるだけだから距離をおく」とか、「ブログの誤字脱字はチェックしない」とか、多少強引でも実践した経験があるから言えること。
誰もがマネできることではないと思うけど…^^;
自分のあり方や意見はしっかり持ち、他の人がどう思うかにムダに頭を悩ませないことこそがライフハックなのかもしれません。