疲れてるときほど眠れなくなるのってなんなん?

電話が鳴っている。

温泉から出たばかりの私は、焦って服を着ているが出られない。

まだ鳴ってる。

やっと出ると切れる。知らない番号。

私は友人と一緒に温泉にいるらしい。友人はなぜかスーツ姿。

また電話が鳴る。

友人に「知らない番号から電話くるんだけど」と言ったら、彼女は「Sくん(私の夫)が私のアドレスを売り払ったから」だという。

私のアドレス、売っちゃった?!何それ!なんてことを!!!

…夢だった。

起きない私、起きる夫

私は普段ほとんど夢を見ない。

暑くても寒くても眠れるし、眠ってしまえば地震があっても、夫がどんなにいびきをかいても、起きない。

対して夫は、寝付きはすこぶる良いが、夜中によく起きる。

娘は全く関係なくても、暑くても冷えても起きる。トイレにも起きる。夢を見て起きる。

なのに娘が起きてウーウーうなっていても寝てたりして不思議。

早く布団に入ったはずなのに朝起きられなくてツラそう。

休みの前の日は「布団入ったら寝ちゃう」とスマホと夜更かしする。翌日も朝起きられなくてツラそう。

だから日中も昼寝してしまう。結局休みも朝や昼寝中は私と娘ふたりっきり。

脳の進化の結果

今、アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』という本を読んでいる。

人間の脳はストレスを感じれば、即座に戦う、または全力で逃げることができるように体を臨戦態勢にする。

そんな時は、食事も消化も、性欲も、そして眠ることも後回しになるそうだ。

進化の過程でそういう脳を持った祖先が生き残ってきた。でも現代のストレスにまみれる生活には対応していない。

現代のストレスは、そこにいたら食われるという危険はないけど、長くいつまでも続く。1日中戦いに備え、夜中も逃げる準備してたら疲れるわけだ。

嬉しくない夢ラッシュ

自分が夢を見て起きた朝、夫が毎晩のように夢を見ていた時期があったことに気付いた。

いつも追われている夢だった。

そういえば最近は夢のことをあまり聞かなくなった。きっとあれはストレスだった。

現代は寝ることを後回しにしたら体も脳も疲れはて、余計眠さを感じなくなってしまう。

逃げなければ食われる!!という危険がなさそうなら、休日は美味しいもの食べて全力でダラダラしよう。

…電話が鳴る夢をみたのは、『スマホ脳』を読んでたから??人のアドレスは売ったら、ダメ、絶対。

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