安曇野ちひろ美術館に行ってきた!1歳にはちょっと早かった

お盆休みに安曇野ちひろ美術館に行ってきました!

展示自体は1歳娘には少し早かったのですが、併設の施設や公園すべてひっくるめると1日楽しむことができました!

私はいわさきちひろの世界観を満喫できて大満足です。家族で1日楽しめるスポットです!!

安曇野ちひろ美術館の入館料・開館時間

安曇野ちひろ美術館 外観

安曇野ちひろ美術館は、いわさきちひろの両親が暮らした長野県北安曇野群松川村にあります。

入館料大人900円、高校生以下無料、団体・65歳以上・学生証提示の方は700円です。美術館としては安いですね!子どもたちに見てほしいという思いを感じます。

入館料は前売り券の方がお得です。

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休館日は水曜日(祝日の場合は翌平日)です。※冬期(12月1日~2月末日)は休館
開館時間は10:00~17:00(3月は~16:00)です。

安曇野ちひろ記念事業団の公式HPはこちら

いわさきちひろってどんな人?

『ピンクのうさぎとあかちゃん』いわさきちひろ、1971年
いわさきちひろ記念事業団 公式サイトより(2022/08/17現在)

いわさきちひろは1918年に生まれ、淡いパステルの色彩が印象的な子どもの絵を描き続けた画家です。

現存する作品は約9600点もあり、絵本も多数描かれています。優しい表情や色彩、指先の動きなど…子どもが持つ微笑ましさみたいなものをとてもよく表現されています。

また、ちひろ自身も青春時代に戦争を経験したことから、「世界中のこどもみんなに 平和としあわせを」という思いが多くの作品から伝わってきます。

安曇野ちひろ美術館ではそうした ちひろの生涯や思いを作品と共にじっくり見ることができるのです

が…

1歳3ヶ月の娘は最初の展示室で暴れだし離脱しました。

歩くのも抱っこひももダメでした…。娘より少し大きい子でご両親やおじいちゃん・おばあちゃんと見ている子がいたので、3歳くらいからは大丈夫かもしれません。

いや、、落ち着いて内容も理解して見られるのはもう少し大きい子かなあ??

世界の絵本館が併設!

安曇野ちひろ美術館には世界の絵本館が併設されていて、子どもの本の絵を貴重な文化財として、世界最大規模のコレクションをしています!

私達が行ったときには「ちひろ美術館コレクション 絵本から飛び出せ!動物たち」という企画展をやっていました(9/4まで)。

これもとても興味深い企画だったのですが、…娘はほぼ見なかったので、外に行ったりまた入ったりしながら駆け足で見ました。

そう、安曇野ちひろ美術館にはがあるのです。

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安曇野ちひろ公園

安曇野ちひろ美術館の周りには広大な安曇野ちひろ公園があります!

ちひろ美術館の館長、黒柳徹子さんが子どもの時のお話「窓際のトットちゃん」に登場する電車の教室があったり、小さな椅子がいくつも置かれていたり。

「窓際のトットちゃん」電車の教室

ちひろの黒姫の山荘が再現されていたり、大きな花壇や川があったり。

娘はこの公園がとっっても楽しかったようで、ずっと歩き回っていました。安曇野の爽やかな気候で、そこまで暑くなくて良かった…。

入館証があれば何度でも美術館と出入りできるのが嬉しいです!!

また、館内にも子どもが絵本を読めるスペースや、公園の景色を眺められるカフェもあります。オムツ替えスペースや授乳室も完備です。

美術館と合わせて、お子さん・お孫さんと1日楽しめますよ!

ちひろの平和への思い

私は自分が子どもだったときにも、安曇野ちひろ美術館に来たことがあります。

普段はふわふわキレイな画風のいわさきちひろさんが描いた、戦時下の子どもたちの刺すような目つきと暗い色彩が、子どもながらに印象に残っていました。

今回も駆け足で全体を見ましたが、ちひろさんの平和への思いは痛いくらいに伝わってきました。

生涯子どもの感性を忘れなかったちひろさんだから、どんなに子どもが笑顔でいられることを願ったでしょう。

私達がちひろ美術館を訪れたのは、たまたま8月15日でした。

31歳の私の祖父母世代には、実際に戦争を経験した人がいました。戦争がテーマになった本も多くありました。

私達の子ども世代は、実際に経験した人から話を聞く機会は減ってしまうと思います。

でもそれは遠い世界やおとぎ話の出来事ではないと、いつか肌で感じてもらいたい。

だから何年か後にまた来て話したいと思います。

ちひろ美術館では、地域の中学生が美術館のパンフレットや、来館者が平和への祈りを書けるような絵の具をにじませたオーナメントを作っていました。

地域密着型なのがすごくいいし、関わった地域の子どもたちは絶対忘れないだろうし、見に来た子どもたちも興味を持って展示を見られます。

そう、話したら分かるくらいの年齢になれば、子どもが十分楽しめるように考えられて展示されています。

次に来たときはどんな反応をするだろう。

今回はショップで記念に絵本を買ってきました。

ちひろの世界観を満喫できたのでよかったです。

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