子どもがいたら、ただでさえシッチャカメッチャカになる料理。
わずか2歳から、一緒に料理ができるの…?!
娘が2歳になったら読んでみようかな?と、気になっていた本です。
- 子どもの力を伸ばしたい!
- 子どもが台所に来て困ってる!
- 好き嫌い・偏食・小食…少しでも食べてほしい!
半分育児書、半分レシピ
「たたく」「つぶす」「まぜる」「きる」…
子どもたちはこうした動きを通して、自分の体を上手に使えるようになりたがっています。
料理には、子どもが大好きな作業がいっぱい。
だから、子どもはニコニコと台所にやってきます。
でも時間ないときに来られると親は困りますよね!!
そんなとき、いっそ子どもと一緒にキッチンに立とう!と準備やチャレンジしやすいレシピがまとまっているのがこの本。
イラストが多くサラッと読みやすいです。
また、多くのページを割いて書かれているのが親の心構え!
子どもがやり始めたらグッとこらえて待つ。最初に正しいやり方を伝えたら、「危なーい!」「違う!」と思っても黙って見守ります。
モンテッソーリの考え方と通じる部分が多いと感じました。
包丁は早いと思っていたけど
今までも娘が台所に来るので、料理というほどではないけど、なんとなーくやっていました。
玉ネギの皮剥いたり、キャベツちぎったり。
水が好きなので洗い物の横でコップの水をバシャーー!したり。
粉物をこねたり、芋を袋に入れてつぶしたり。(子どもは喜ぶかと思いきや、娘は感触がイヤらしくほとんどやらない)。
ただ、この本にある「子どもが自ら料理するのを大人はじっと見守る」とはだいぶイメージが違います。
「やりたい」と言ったら1つずつ子どもが自分でできるようにしていきたい…。
この本に包丁を始める成長の目安が載っていて、2歳前後でも意外と「包丁で切る」ことができると知りました。
そこでチャレンジしてみることに。
最初の包丁の選び方もあったので、吟味のすえ楽天でこちらの包丁を購入。
価格:3,630円 |
子ども用だけどしっかり重くてちゃんと切れます。
それが、大事。
切れないと余計な力を入れないといけない。
身近に使うからこそ、刃物や火が危ないと実感して大きなケガの予防になるのです。
2歳4ヶ月、包丁に挑戦
刃を握らない、丸めた手で野菜を押さえる。
最初にいくつか約束を伝えたらじっっと見守ります。
が、見てるのめっちゃ怖くて、何度も手と口が出そうになりました。
こわいこわいこわい!!左手!丸くない!親指切れ…なかった、ふーー、わあ!刃が!ナナメってる!
あぶなーー!
ああ、キュウリ切れた。
思いのほかスムーズにキュウリは切れ、娘の指は無事でした。
家では絶対口にしなかったキュウリ食べてました、びっくり。
私はドッと疲れました。
気が抜けて、慣れない包丁を洗っていた私の方が指を切りました。
そして次の日、「チョッキン、スルー!!」と嬉しそうにやってきた娘…
左手切りました。
傷は次の日には治る程度でしたが、娘は1週間バンソウコウを要求し、その後は誘っても絶対に包丁を握ろうとしません。
ショックだったね!
いつか興味がショックを乗り越えたらまた一緒にできるかな。
そして将来的には子どもが自分で料理作ってくれる日が…
来たらいいなあ。
食べムラ・偏食・小食さんへ
この本の最後に、こどもキッチンの開催情報URLが載っていました。
行ってみたいけどさすがに大阪までは…
そこで目にとまったのが『こども食講座・もう悩まない*パクパク食べる食卓の魔法(大人対象)』。
子どもの食の悩みについてじっくり話してくれる、しかもズーム開催もありとのこと!
私は毎日、娘の食事に困っていました。
白米食べない。おやつや好きな物を要求し、おかずも1口も食べずに「ナーイ!!」。遊び食べして出かける直前やお風呂入るころになって本気で食べ出す。外ではやたら食べる…etc.
そもそも娘を料理に誘いたかったのも、少しでも食べてほしいし、作った物を捨てるのが悲しいから。
そこで「食講座」にズームで参加しました!
この講座で衝撃的に納得したことが1つあり、その後娘との関わり方が大きく変わりました。
すると、講座の後1週間くらいであれだけ食べなかった白米を食べるようになったんです!!
しかもニコニコと!
私の食事の面倒、憂鬱、イライラ…が本当に楽になりました。
食事は毎日のこと。実はちょっとしたことで食事が変われば、毎日が変わります。
興味ある方は是非見てみてください。