真面目にやるのはキライじゃない

真面目だとよく言われる。

先日児童館で、「娘のミルクの量や離乳食を1年くらい記録していた」と言ったら驚かれた。

ミルクは毎回何cc飲んだのか見て、足りない分は何度もあげたし、離乳食もどの食材はどのくらいの量、どんな調理法なら大丈夫か…とかいちいち調べて作ってた。

あれ?みんなそんなに気にしてなかった…?

学生のころも宿題はちゃんとやったし、テスト勉強もやったし、おとなしめのハーマイオニーみたいなかんじだった。

これは性分かもしれない。

やらないでいることが怖いから

それがすごいかというと、そうでもない。娘はミルク全然飲まなかったし、今も時間がかかったご飯ほど食べない。

バイトや仕事では、メモを見返しながらやったり、余裕があればでいいことも毎度やって時間がかかるので、「視野が狭い」とさんざん怒られた。

でもやらないと不安なのだ。マジメというより怖いものが多いのかもしれない。

そして、やっているからといって、結果を出しているわけでもない。今までに何かで優勝したり表彰されたりという経験は一度もない。

私から見ると寝食を忘れ、他のことはさておき、何かに没頭できる人が結果を出している気がする。センスだけで成り立ってるように見える人も、実は昔からの努力のタマモノだったりする。

私は何かを優先して、他のものを犠牲にするのが怖い。今も育児用と料理・家事用と自分用に体が3つほしい。仕事を始めれば4つ。

現実にはそうはできないから、その分時間とエネルギーは分割される。だから一生ケンメイやってそうなわりに結果は出ない。

最初は時間がかかるけど

でも、自分のそんなところもキライじゃない。

大会で優勝したり、どんどん営業成績を伸ばしたりなどの結果はなくても、基礎力みたいなものはやっていれば必ず上がることを私は知っている。

バイトも仕事も、あるときからフッと周りの人の動きや先のことが見えるようになった。いそがしくても、細かなことをおろそかにしないでスピーディーに対応できるようになった。

(最初からスピーディーだけに重点を置く人は、仕事に慣れても細かなことには目を向けない傾向にあると思う。)

大学で始めた競技ダンスも、先輩が音を上げるほど下手だったけど、基礎練を繰り返したらあるときフッと体が軽くなって踊れるようになった。

実力はあるとき急に上がるもの

基礎力は少しずつ上がっていくのではなく、あるときガンッッと上がる。

最初はどんくさくて時間がかかっても、いずれ実力が上がるときが来ると私は知っている。

だから時間がかかって、前に進んでないように感じてもいいんだ。(よくはないけど)

育児や料理は、まだまだまだまだ、どんくさくて時間もかかっている。しかも子どもは成長して変わっていくのでなかなか私のアップデートが追いつかない。ブログもやってはいるが…。

つまり、ガンッと上がるときが楽しみなのである。

そして、周りの人や子どもが何か努力しているときも、「いつかガンッと上がる」と思って待てる。それはとってもいいことな気がする。

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