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リバウンドしてしまう原因とは??
綺麗なスタイルのため、夏やイベントに向けて日々努力するダイエッターの心をくじく、にっくき「リバウンド。」
リバウンドを制する者こそダイエットを制す!!
リバウンドしてしまいやすい主な原因3つとその対策をまとめます!
①ホメオスタシスの働き
体には普段の状態を保って生命を維持しようという働き「ホメオスタシス」(恒常性)があります。
例えば気温が0℃~30℃と変化しても、体温はそこまで変わりませんよね。人間の体温が0℃になってしまったら死んでしまいます。こうならないように体が外界の変化に左右されずに体温を保ってくれているのです。
体重についても同じことが言えます。体重が順調に減っているとき、体は「大変だ!このままでは死んじゃう!」と勘違いしてしまうんです。
そこで体は入ってくるエネルギーをできるだけ脂肪として蓄えようとし、使うエネルギーは最小限に抑えようとします。同じ物を食べ、同じ運動をしても痩せにくくなる=停滞期もこの理由で起こることが多いです。
ダイエット中には困ってしまうけど、体にとっては大事な働きなんですね。
急激な痩せ方は避ける!
この体の機能は一気に痩せたときほど強く働きます。
そのため1ヶ月の体重の減り方は、体重の5%までに抑えておくのが無難です。
体重50㎏の方なら50×0.5=2.5で2.5㎏まで、体重60㎏の方なら60×0.5=3で3㎏までです。
順調に減っていた体重がストップしているときには「大丈夫だよー、体重減ってるけど死なないよー」と体に慣れさせなければなりません。ここでリバウンドせずにダイエット中の生活を続け、同じ体重をキープできれば、また少しずつ体重は減り始めます。
停滞期こそがんばりどころです!!
②ダイエット前よりも筋肉が減ってしまうため
二つ目の原因として考えられるのが、運動せずに食事を極端に減らしたことでダイエット前より筋肉が減ってしまうことです。
体重は減っているはずなのになんとなく締まりがないという場合はこのケースが考えられるので要注意です!
筋肉が減ると基礎代謝が下がった状態になっているので、「ダイエット成功!」と普段の食事に戻したとたんあっという間に体重が増えてしまう…ということが起こりやすくなります。
しかも、普段より筋トレなどの運動を増やしたりタンパク質をしっかり摂ったりしない限り、一度失った筋肉は勝手には戻りません。ダイエットを繰り返す度にどんどん痩せにくく太りやすい体になっている可能性があるんです!
タンパク質はカットしない&少しずつでも運動を!
まだまだ「お肉は太る」というイメージがありますが、ダイエット中だからといってタンパク質を大幅に減らすと筋肉量低下につながりやすくなります。
ダイエット中もタンパク質はしっかりと意識していきましょう。食材も調理方法もできるだけ脂質が少ないものを選ぶのがポイントです。
脂質の少ない食材やプロテインについてはこちらもご覧ください。
ダイエットするなら是非運動も取り入れていきたいところです。気合いを入れてトレーニングウェアに着替えたり、ジムに通ったり、…といった運動の仕方が続かないならば、日常の中でできるだけ筋トレを取り入れていくのはどうでしょうか。
・洗濯物を干すときにスクワット
・洗い物しながらかかとの上げ下げ
・買い物の帰りに腹筋と腕の筋肉を意識して荷物を持つ
毎日ちょっとしたことの積み重ねです!
③食事制限のストレスから食べ過ぎてしまうため
食事を制限して空腹に耐えていると、イライラしたり集中できなかったり、夜中にお腹が空いて眠れず寝不足になったり…
我慢を続けた結果、ある日タガが外れて普段以上に暴飲暴食してしまう!しかもストレスを発散したいがために甘いもの・しょっぱいものをたくさん食べてしまう!
という経験はありませんか?私は何度もあります(笑)
我慢した後のごちそうやスイーツ・お酒は美味しいです。脳にアドレナリンが放出されるからです。
ただ、次からは同じ刺激ではアドレナリンは出なくなります。そこで「もっともっと」と食べたり飲んだりしやすくなるので、一度タガが外れると「もういいや!」と暴飲暴食が続きがちになってしまいます。
「全く食べない」から「脂質糖質が少ない食品」へチェンジ!
私は最近、ダイエット中の食事を「この食事を長く続けられるか?」で決めることにしています。短期間で痩せられても、一食抜く・〇〇だけダイエットなど無理な食事制限は続けられません。
空腹を耐えることがストレスになってしまうなら、脂質や糖質には注意しながら満腹感が得られる食事をすることがおすすめです。
タンパク質や、野菜・キノコ・海藻類などから食物繊維をしっかり摂ろうとすると比較的カロリーを抑えつつお腹も満足する食事になります。
おやつもケーキやアイスなど脂質・糖質たっぷりなものが欲しくなってしまうなら、代わりにプロテインやナッツなど質の良い脂質やタンパク質が多い食品を少量食べるというのもおすすめです。
まとめ
リバウンドの仕組みを理解しておくことで、成果につなげやすくなります。ダイエットを頑張った分、理想の自分に近づけるよう一緒に頑張っていきましょう!!
最後まで読んでくださってありがとうございます!