豚バラ・ロース・モモの違いって何?!カロリー・脂質も比較!

普段のお料理に豚肉はよく使いますよね。
豚肉にはいろいろな部位がありますが、皆さんはどう使い分けていますか??

カロリーやタンパク質・脂質量を比べ、ダイエットにも嬉しい使い方を見ていきます!

豚バラ・ロース・モモのカロリー・タンパク質・脂質を比較!

100gあたりの栄養はこちらです!※1(全て大型種※2、生)

ばら/脂身つき ロース/脂身つき もも/脂身つき
エネルギー 366㎉ 248㎉ 171㎉
タンパク質 14.4g 19.3g 20.5g
脂質 35.4g 19.2g 10.2g

ジューシーな脂身が美味しい豚バラ肉は、やはりカロリーが高いですね^^;
脂質はロースの2倍近く、もも肉の3倍以上あります。

ちなみにロース・モモは脂身なしにするとこのようになります。※3
(100gあたり、全て大型種、生)

ロース/脂身なし もも/脂身なし ヒレ/赤肉
エネルギー 190㎉ 138㎉ 118㎉
タンパク質 21.1g 21.5g 22.2g
脂質 11.9g 6.0g 3.7g

豚モモ肉がタンパク質・脂質ともに優秀ですね!!

とんかつ屋さんなどでよく見かける「ヒレ」も参考に載せました。ヒレは一頭から少量しか取ることのできない希少部位で、脂身が少ないのに柔らかいのが特徴です。タンパク質量の高さ・脂質の低さともにピカイチですね。ただ希少部位なので価格は高めになります。

豚バラ肉は脂身なしの数値がありませんでした。赤身と脂身が交互になっており、脂身を外すことが現実的ではないからでしょうか?

※1、※3 参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」食品成分データベース (mext.go.jp)
※2 データベースには大型種・中型種それぞれの部位ごとに表示されていますが、中型種はほとんどが黒豚なので、スーパーなどでよく売られている「豚肉」として大型種の成分を載せています。

豚バラ肉の特徴

どこの部位?

バラは豚のあばら骨周辺のお肉です。見た目は赤身と脂身が交互になっていて、「三枚肉」という名前もあります。バラ肉のうち骨が付いているものはスペアリブと呼ばれます。

味や食感は?向いている料理は?

柔らかくジューシーな肉質です。焼いて余分な脂を落としても美味しいですし、煮込む料理に使うと脂の旨みが溶け出します。サムギョプサル、焼き肉、鍋、豚汁、塊肉で角煮などによく使われます。

豚ロース肉の特徴

どこの部位?

ロースは豚の背中の部分のお肉です。スーパーではとんかつ用の厚切りになっているものや、しゃぶしゃぶ用の薄切りになったお肉がよく並んでいます。フチに脂肪のラインが入っているのが特徴です。

味や食感は?向いている料理は?

厚切り・薄切りともに加熱しても柔らかく、食べやすい部位です。赤身には豚肉らしい味わいがあり、脂肪にも旨みがあります。
厚切りはとんかつやポークソテー、薄切りはしょうが焼きやしゃぶしゃぶなどの料理によく使われます。

豚もも肉の特徴

どこの部位?

モモは豚のお尻・腰のあたりのお肉です。
よく動かす部位なので脂肪が少なく筋肉が多めです。バラ・ロースに比べて見た目も赤っぽいです。

味や食感は?向いている料理は?

脂肪が少なくバラなどに比べてあっさりしています。お肉を加熱しすぎたりすると固く感じる場合があります。

私は今までほとんどもも肉を買ったことがありませんでしたが、「ももは脂質が低い」と知ってからよく買うようになりました。焼きそば、酢豚、ポークカレー、炒め物や肉豆腐など、豚肉料理にほとんど使うことができます。

ジューシー!という感じではなくなりますが、お肉の存在感や噛み応えがあって美味しいです。

ダイエット中に注意したいこと

「切り落とし」を選ぶ

スーパーで豚肉を選ぶとき、見た目が似ているのでなんとなく選んでしまうことも多いかもしれません。

様々な種類の豚肉が並ぶなかで、「切り落とし」という表記があるものは特定の部位のお肉をスライスしたものです。

一方「こま切れ」もよく見かけますよね。100gあたりの価格が安めでありがたいので私もよく買いますが、「こま切れ」はお肉を加工するときに出る切れ端を集めたもの。
見た目で赤みの割合が多いように感じて買ったのに、実は脂肪分の多い部位がたくさん入っていたということも…!

また「ひき肉」も脂肪分の多い部位から作られていることがあります。

本当にダイエットを頑張りたいときは、脂肪分の少ない部位(モモなど)の「切り落とし」がおすすめです。

調理に油を使わない

ただ、料理によってはどうしても豚バラ肉を使いたいときもありますよね。

豚バラ肉を加熱すると脂が出てくるので、フライパンに最初に油をひかなくても大丈夫。網焼きのように余分な脂を落としても美味しく食べられます。

さいごに

豚モモ肉の赤身は鶏肉にも匹敵するほどタンパク質豊富で脂質が低いです!「ダイエット・筋トレには鶏ムネ肉」というイメージがありますが、飽きてきたときなどは豚モモ肉も超おすすめです!!

「今まで豚肉はなんとなく選んでいた」という方は是非活用してみてくださいね!

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最後まで読んでくださってありがとうございました!

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