あなたは、子どもが間違えそうなときに口出しせずに待つことができますか??
モンテッソーリ教育ってよく聞くけど、子がイヤイヤ期かつ共働きでいそがしい毎日に取り入れられるの?!
それを教えてくれるのが、SNSなどでも情報発信をされているモンテッソーリ教師あきえさんの著書です!
この本はこんな方にオススメ!
- よく子育ての自信を失ったり、自己嫌悪になる
- イヤイヤ期にほとほと困り果てている
- 子どもを待つことが難しい
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理論よりも実践
題名に「モンテッソーリ教育」と入っているので身構えてしまうかもしれませんが、難しい理論の説明などはほとんど出てきません。
モンテッソーリ理論を踏まえたうえで実践的にポイントをまとめてあって、とても分かりやすい本です。
逆に、モンテッソーリ教育について初歩からしっかり知りたいという方はこちらの本がオススメです。
はじめてのモンテッソーリ入門『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』困った状況がリアル
子育ての困った状況にあきえさんがアドバイスしてくれているのですが、その状況がとてもリアル。
SNSなどでお悩みが寄せられることが多いのでしょうか。
特に私はこのあたりが気になりました。
- イヤイヤ期の関わり6つのポイント
- 「自分でできる」以外の大切な力
- 待てどくらせどやろうとしない子には?
- 歯磨きをイヤがる
- 集中力を育むための3つのポイント
がんばれば自分でできることも、すぐに「やって」と手を引っぱる娘。自分でやるチャンスが減っていないかとちょっと気になっていました。
「自分でできる」以外にも「人に助けを求められる力」「助けてもらえた経験」も大事だということが特に発見でした。
ただし「手伝って」と言われないのに手を出すのはだめですが…
お子さんとの毎日で、今困っているところから読むことができます。
子育てではなく「子育ち」
全体を通して親が子を育てるのではなく「子が自ら育つ」前提に立っていることが印象的でした。
親は環境を整え、子どもが自分で間違いに気付いたり、自分で対処をするのを待つだけです。
それができそうで難しくて、私もついつい手出し口出ししてしまいます。あきえさん自身も最初は口出しするのをガマンして体が揺れるほどだったと書いてあって少し安心しました。
この本ですぐに子どもが変わるということはありません。
でも、周りの大人がポイントを知って、待つところではしっかり待てば子どもは自分で道を見つけます。
親子ともに自立し、笑顔で過ごしたいという方におすすめの本です。
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