よく読んでいるライターさんの紙の本を発見したので、思わず手に取りました!
子育てするすべての人に、勇気を与えてくれるエッセイでした。
『毎日が嵐のような、でも、どうにかなる日々。』
私はきなこさんをtwitterで知りました。(フォロワーは11万人、いいねは常に4ケタ!)
エッセイによく登場するのは3人のお子さん。一番下の5歳の子は心疾患があって、今も酸素のチューブを携帯しているようですが、走り回ってとっても元気です。
このエッセイでは、5歳の子の誕生~手術~現在にまつわることがメインでまとめられています。
成長して父になった夫
きなこさんは、「5歳と同じ症例の子で、大きく成長した子を知らない」と書いていました。
同じかどうか私には分からないのですが、私の夫は「左室性単心室症」です。生まれてすぐに3度の手術(フォンタン手術)を乗り越えています。
夫は本当に強運の持ち主です。
当時地元の長野で最先端の技術をもつ先生に巡り会い、ちょうど手術を受けるタイミングで病院が新しくなったり、ちょうどいいタイミングでピッタリな新薬が出たり。
フォンタン手術後、無事にペースメーカー手術も乗り越えました。
彼はその後すくすく育ち、30歳をこえて、今や一児のパパです!
順調におっさんに足をかけ始めています。ありがたいことに…
きなこさんに、そして末っ子ちゃんとよく似た状況できなこさんの文章を読んでいる方に、「こんな人もいるよ!」と伝わったらいいなあと思いました。
夫との日々… ↓
母に、なっていく
ちなみに、お義母さんは夫を含め5人の男の子を育て上げました。
夫は持病がありながらも、小さいころから剣道をやったり旅行に行ったり。「体のことを言い訳にしてすぐ逃げる子にしたくなかった」そうです。
それが精神面でも、結果的には体にとっても、良かったんだろうと思います。
お義母さんはいつも明るく笑ってしっかりしていて、「母は強し」を絵に描いたような人だと思っていました。
でも、きなこさんの胸を衝くエッセイを読んで、お義母さんの当時の気持ちがほんの少し近くなりました。
お義母さんにはお義母さんの、悲しみも逡巡も後悔もあったでしょう。
運動や外出をさせるのに、不安も迷いもあったでしょう。
周りからの目や、言われたこともあったでしょう。

その中でも夫を育てあげてくれて、本当にありがとうと思いました。
始めから覚悟が決まってる人なんていないんです。どんなことも受け入れて、なんとかやってくしかない。
そのうちに、強き母になっていくのでしょう。
娘が生まれてから、街で子どもがよく目に入るようになりました。遊んでいる親子の目がそっくりだったりするのを見るとホッコリします。
子どもはみんな尊いし、育てている人もみんな尊いと思うんだ。
きなこさんは小説も書いたりエッセイのネタも豊富だったり、とても多才です。Twitterの投稿も全部おもしろいです。
いまから2冊目も楽しみにしています。