2018年頃から日本でブームとなったバスクチーズケーキ。
その火付け役となったケーキが食べられるカフェ「ロンディネッラ(rondinella)」が、茶臼山の中腹にあります!!
同時期に数人から美味しいと噂を聞いたので、お店に行ってみました!
長野市が一望できるテラス
ロンディネッラは「本当にここであってる…?」と心配になる山道の先にあります。
突然車がたくさん見え、賑わっている様子なのがこのお店。駐車場はこんなにあります。
お店はオシャレな佇まい。
テラス席から長野市街を一望することができます!
この日は天気がイマイチでしたが、風景を見ながらテラスのソファでケーキをいただくのは最高ですね!
宝石のようなケーキ
店内に入ると、ショーケースが輝いていました!!
表面がツヤツヤ、金箔も使われていて高級感があります。選ぶのにウキウキします!
特別な日に、贈り物にもぴったりですね。
特に有名なのはバスクチーズケーキです。
ガスタ タルタ(チーズケーキ)
直径8㎝と15㎝があり、8㎝の方を買いました。高さが4㎝もありずっしり重みがあります。
外側は香ばしく中はトロリ。
天龍村の特産「中井侍銘茶」を使ったバスクチーズケーキも人気です!
他にもいくつかケーキをテイクアウトしました。
アドラーブル ピスターシュ(ピスタチオ)
イエナ(チョコレート)
モンブラン
見た目だけでなく、味も濃厚で高級感があふれています。
メレンゲやキャラメリゼしたナッツなど、食べる場所によっていろいろな食感があり飽きずに食べられます。
香りもとても良かったです。
でもやっぱり濃厚なので、ひとつでお腹いっぱい!
イートインも可能
今回は混み合っていたのでテイクアウトしましたが、店内で食べることもできます。
ランチメニューはこちら。
- 長野産鹿肉のラザニア(1500)
- 和牛の焼きカレー(1600)
- 和牛ミートソースパスタ(1750)
クロワッサンのサンドイッチや、ケーキにジェラートのセットもあり魅力的でした。
店内・テラス席どちらも予約できます。
パティシエがスゴい人だった
お店に行く前は「ここのバスチーが美味しい」という前情報のみでしたが、調べてみるとパティシエの戸谷尚弘(とだになおひろ)さんがスゴい方でした。
フランスの老舗パティスリーで修行し、バスク地方の伝統菓子にも目を向けていた戸谷さん。
滞在中にスペインのバスク地方で有名なバル「ラ・ビーニャ」のチーズケーキに衝撃を受けます。
日本に帰国し東京の白金に一号店「MAISON D’AHNI(メゾン・ダーニ)」をオープンしたあとも、何度もスペインに出向いてチーズケーキを食べ、試作を繰り返します。
でもなかなか現地の味にはなりません。
これで最後…と再訪した際に戸谷さんの熱意を知ったシェフがレシピを教えてくれ、できあがったのが「バスクチーズケーキ」!!
2018年に二号店「GAZTA(ガスタ)」をバスクチーズケーキ専門店としてオープンしました。
ローソンがGAZTAのチーズケーキを評価し、2019年に発売されたのが「バスチー」。そして日本でブームに!
そんな戸谷さんの6号店がこの長野の山にあるロンディネッラなのです。
参考:ながのシティプロモーション No,493 戸谷尚弘さん
ここにお店を作った理由
戸谷さんが食材探しで全国各地を訪ねるなかで、長野市篠ノ井の茶臼山斜面でりんごを栽培する「小林農園」の小林 仁さんと意気投合しました。
果物を新鮮なまま使えることや里山の景観に魅了され、この地にカフェをオープンしたそうです。
後継者のいない小林農園のリンゴを守りたいとの想いもあり、規格外の果物も積極的に使っています。
小林農園のリンゴを使ったアップルパイはじめ、地元産フルーツを生かしたケーキも多くあります。
地域の人口減少が進み農作物の鳥獣被害も増えていることから、「お客さまの往来により地域に活気を生み出し、獣害対策の力にもなれたら」との想いもあるそうです。
参考:ながのシティプロモーション No,493 戸谷尚弘さん
山の斜面にリンゴ畑があり、開けたところから見える景色。
自分にとっては子どものころから見慣れた景色ですが、価値のあるものなんだなあ、
そして守らなければ無くなってしまうものなんだなあと感じました。
リンゴをはじめ、長野の果物は本当に美味しいです。素材を生かしたケーキやジェラートをお店で多くの方に食べてみてほしいです。
店舗情報
住所:長野県長野市篠ノ井有旅6408-1
TEL:026-299-3566
営業時間:平日10:00~17:00 土日祝8:00~17:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
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