活躍している人はみな、子どものころからあくなき「好奇心」と「熱中体験」をもっているのです。
『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て 『賢い子』は図鑑で育てる』瀧 靖之著、 講談社、p33
16万人のMRI画像から脳の発達を研究している著者によると、「学ぶ=楽しい」と思えるためには図鑑がいちばんなんだそうです!!
勉強しなさいと怒らなくても子どもが目をキラキラさせて学んでくれたら最高ですよね。
この本にはそのための第一歩があります。
脳医学者が書いているため難しい内容もありますが、その気になれば手に入れやすい「図鑑」で子どもの未来が開けると感じられる一冊です。
リビングに図鑑があると子どもは賢くなる?!
子どもがなんの知識もないところに、情報を吸収していくのは難しいことです。
そりゃそうですよね。
子どもが花を一度も見たことがなければ、桜でもタンポポでもたいして気にとめないかもしれません。
反対に図鑑などで見ていると、「あ、これ知ってる!!」と思うことが学びのキッカケになっていくのだそうです。
そして、また図鑑を開いて見比べる。
この繰り返しで、子どもが何かにハマると学びが加速します。
家でも図鑑を買ってみた
実は家でも娘が1歳4ヶ月のころに動物ずかんを買いました。
知育もできるおうち遊び!1歳娘が大好きポンポンとリアルずかん
それは、何かで「『賢い子』は図鑑で育てる」の紹介文を見たからでした。
そうでなければ図鑑という発想がまずありませんでした。
絵本も、まだどれだけ見てるんだかかよく分かんないし…。
「早いかな」と思いつつも、見せてみるとわりと興味ある様子。
写真が多いこともあって気に入ったようです。
現在娘は1歳半。
図鑑の写真と、絵本やDVDに出てくる動物・散歩で出会うネコなどがリンクしてきている気がします。
私は図鑑でいろんな物事や文字を覚えて賢くなるのかと思いましたが、そうではありませんでした。
本書で興味があるものは他の図鑑や本物も見て、広げ深めていくという視点をはじめて知りました。
図鑑が、世界を知る手がかりになっていくのです。
知識はすぐに調べられるし、覚えることより「知りたい」という好奇心が大事なんですね。
娘が今一番興味がありそうなのはネコ。
いつかネコ博士になったり、そこから何か他にも興味がうつるかもしれません。それまでそばで一緒に図鑑を開きたいと思います。
年齢別の図鑑活用法も!
本書にはオススメの図鑑や、年齢ごとに家族で一緒に活用する方法も載っています。
- 図鑑があってもカブトムシのページしか見ないけど?!
- ゲームばかりしている子に興味を持ってもらうには?
- 子どもがすぐ飽きてしまって読み聞かせがうまくいきません
といった質問に対する答えもありました。
「やるべき」ではなく楽しく学べるようになる土台を作りたい方はぜひ手に取ってみてください。
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